「働きマン」1・2巻 安野モヨコ 講談社

働きマン(1) (モーニングKC (999))
 今まで安野モヨコという名前は知っていたけど、特に漫画は読む機会は無かったのですが、「働きマン」という名前に惹かれて1巻を買い、読み終わるとすぐに2巻を買いに行ってしまいました。
 内容は「働く人」スポットを当てて短編形式で物語が書いてあります。読んでいて励まされたり、頑張ろうという気持ちにもなるのですが、「本当に今の自分は仕事をしているのか?」というもどかしい気持ちにもなります。
 特に心に残っているのはゼネコンの現場監督が職人さんに
 「すいませんじゃ済まないんだよ!!」
 「『済みません』なんだよ!!」
 と言われる場面があり、とても今の自分にタイムリー過ぎて痛かったです。

※追記
 今までは自分の名刺の一言コメントに地元のラーメンチェーンから「一生懸命」という言葉を使わせてもらっていたのですが、この漫画を読んで「一所懸命」に変えてみました。
 ひとつの場所を精一杯守ってみようかなと。